「2023日本ホビーショー」に、プラバン.net はこんな想いで出展します。

「日本ホビーショー」とは？

とはいえ、そもそも「日本ホビーショー」ってどんなイベントなの？　という方もいらっしゃるかもしれません。
まずはそこからご紹介したいと思います。

47回目を数える、“世界最大級のハンドメイドの祭典”

日本ホビーショーは、1976年に設立された日本ホビー協会（現・一般社団法人 日本ホビー協会）が主体となって毎年開催している、ハンドメイドホビーの展示会です。
1977年3月に東京・三越日本橋店で第1回を開催して以来、1996年に現在の東京ビッグサイトに会場を移しながら毎年開催され、「世界最大級のハンドメイドの祭典」と言われるほどになった、歴史ある大きなイベントです。

しかしながら、他のイベントと同様、日本ホビーショーもコロナ禍の大きな影響を受けました。
2020年は、感染の広がりが深刻さを増してきていた開催1カ月前に中止が決定。
翌2021年は、再開を期して準備も大詰めを迎えていた開催わずか3日前に緊急事態宣言が出されたことで急きょ中止に。
今年2022年には3年ぶりの復活開催となり、入場者数を制限されながらも、開催を待ちわびた全国のハンドメイドファンのみなさんで賑わいました。

来場者は、新しい情報を求める個人 ＆ 新たなジャンルや作家を探す企業

日本ホビーショーの出展者は、手芸系の機器や素材のメーカーや販売店などの企業や、個人クリエイターであってもハンドメイドをビジネス展開している方が多く、“BtoC（事業者～個人）”の要素が強いイベントです。

いっぽう来場者層は、新たに自分が取り組みたいハンドメイドの情報を求める個人がもちろん多いですが、新たなハンドメイドジャンルの動向や新たな作家・作品を探す企業も多く訪れます（そこには、ホビーショー自体に出展者として参加している企業ももちろん含みます）。
つまり“BtoB（事業者～事業者）”の趣旨も強く持つイベントです。

ハンドメイドのイベントとしてはCtoC（個人～個人）中心の即売系イベントやネット販売が盛んな昨今、そこから一歩踏み出して「ビジネス」としての新しい展開を考えるとき、多くの企業や、ビジネス展開しているクリエイターとの接点・つながりが持てるホビーショーは、大きな足がかりになると思っています。

2023年のテーマは「まだ知らないハンドメイド」

コロナ禍による中止と再開を経て、2023年の日本ホビーショーは、体制を一新して「新たなスタートを切る」と言っています。
「新しい出会いを生み、絆を育み『ここに来ればきっとワクワクする何かがある』／そんな期待を抱けるような進化した日本ホビーショーを創り上げます」
こう宣言している2023年の日本ホビーショーのテーマは「まだ知らないハンドメイド」。
「47回を重ねてもまだまだ知らないハンドメイドや魅力があり、その発見にドキドキワクワクする素敵な体験をホビーショーで実感してほしい」と、公式サイトは説明しています。

なぜ、プラバン.net は日本ホビーショーに出展するの？

それではいったいなぜ、私たちが「プラバン.net／立体プラバン協会」としてブース出展をすることにしたのかをお話ししたいと思います。

まだまだ知られていないハンドメイド＝「立体プラバン」の魅力を、改めて伝えたい

現在のプラバンアクセサリーのムーブメントが動き出したのが2013年頃のこと。立体プラバン協会を主宰するナナアクヤも最初の著書を出版した時期です。
それから約10年。
たくさんのフロンティアのみなさんが活躍し、プラバンアクセサリーや立体プラバンのジャンルも大変賑わって楽しいものになってきた、と私たちは思います。

半面、ワークショップや販売などで一般の方と言葉を交わすとき、「えっ!?　これがプラバンなの!?」と驚かれることはいまだに多いのではないでしょうか。
流行は巡り繰り返す――とはいえ、絶えず速いペースで情報が上書きされていく現代においても、「プラバンは子ども向けのクラフト」というイメージはなぜか脈々と受け継がれているなあと感じます。

私たちが手がける“ちょっとリッチなプラバンクラフト”は、まだまだ“知られていない”。
言い換えれば“新しいクラフト”と捉えてもらえるチャンスと可能性をまだまだ抱えているのだと思います。

「まだ知らないハンドメイド」を探しに来場する多くのお客様との間で、立体プラバンクラフトを通した新しい“出会い”を生み出したいと思っています。

ハンドメイドをビジネスとして展開したい方に、新たなステップへのきっかけとして

もうひとつ、先に申し上げたように、このイベントにはビジネス展示会としての趣旨もあります。
一般のお客様ではないビジネス来場者・ビジネス出展者との交流や出会いの接点が持てることも、これからさらなるビジネス展開を考えていらっしゃる方には魅力だと思います。

実際に私たちも、この日本ホビーショーをきっかけとしたつながりでビジネスが生まれた経験者です。
参加者側でなく出展者の側に立ってこのイベントに参加することで、新しい視点が生まれたり新たなステップのきっかけが掴めるかもしれません。

この機会が、ビジネスとして展開していきたい方へのチャンスの提供やサポートになればと思っています。

ご一緒に、「まだ知らない」立体プラバンの魅力を伝えませんか？

まだまだ知られていないプラバンの魅力を。
作家それぞれの持つ表現技法の奥深さを。
いち早く取り組んで来られたプラバンクラフトの先駆者であるみなさんと一緒に、
古くから手芸を楽しんでいるお客様に対して、
コロナ禍で新たに手芸に取り組み始めたお客様に対して、
また常に新たな手芸・クラフトニーズと向き合っている企業の方々に対して、
しっかりと伝えていきたいと思います。

改めて――
この機会にぜひご一緒に立体プラバンの魅力を伝えませんか？