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「のれそれ(レプトケファルス)を作る」

これは、ナナアクヤのブログに掲載された記事のアーカイブです。
元記事: https://nanaakua.jimdofree.com/2011/06/15/のれそれ-レプトケファルス-を作る/

あれは3月上旬のことだった。

はちゃめちゃで素敵なライブを楽しんだ後、遅めの夕食を食べようと地元にある魚の美味しい居酒屋へと私たちは向かった。

そこで、イワシ大好きな私の為にイワシを注文してくれようとした同行者(同行者もかなりのイワシ好き)。

しかし、行った時間が遅かったためイワシ売り切れ。

嗚呼イワシ。。。

残念がる私に、お店のお兄さんが「のれそれ」と言うものが本日のお勧めだと言う。

いや、スミマセン…ベタですけど「なにそれ?」ですよ。

それは食べてみない訳にはいかないでしょう、と注文。

そして届いた「のれそれ」

え?

想像してもみなかった姿のものが私たちの目の前に…

何、この美しい魚…

(その衝撃的な美しい姿と、あまりに美味しかったので、最初に写真を撮るのを忘れていたため、生姜まみれの食べてる途中の写真で申し訳ない…)

そして、またむくむくと創作意欲が…

「これ、ピアスとかにしたい!」

ところが、いつも色々くだらな作品を作っているのを見ている同行者が「自分が作りたい!」と珍しく言ったので、材料だけは用意して私は遠慮してしばらく作らないでいた。

ところが一向に作ろうとしない彼に業を煮やした私は、6月に入って「もう私が作るからね!」と宣言をして制作開始。

 

 

今回もダイソーで購入プラ板

 

ザ・作る玩具

 

必ず、大人の人と一緒に作りましょう。そして6分の1に縮むらしい…

 

ハサミ、カッター、カッターマット、穴空けパンチ、お好みで定規もお使い下さい

【材 料】

プラ板(ダイソー産)お好みの分量で

材料外として

ハサミ、カッター、カッターマット、穴空けパンチ、お好みで定規もお使い下さい。

1:まずはハサミで「のれそれ」の形に切り取ります。
この時、気を付けなければいけない事は、プラ板は熱すると縮むと言うことです。
大きめに切りましょう。
(実はこの前に実際のサイズに近い大きさで切ったものは、小女子のような大きさになってしまったと言う経験があるのです)

2:次に目玉の位置を考えながら、穴空けパンチで穴をあけます。

だいたいこのぐらいの位置が良いかと。

3:身体の模様をカッターで描きます。
真ん中にしっぽまでのラインを一本描いた後、葉っぱの葉脈のように模様を入れます。
ただし、力を入れすぎると切れてしまいますので、模様がつく程度の力加減で。

のれそれの数量はお好みでお作り下さい。
今回はプラ板1枚半程度で10匹ちょっとの「のれそれ」になりました。

では、さっそく焼きましょう。

プラ板作りのエキスパートの母(元保母)が言うには、プラ板は途中で驚くほどふにゃふにゃとしてくる瞬間があるけど、そこはぐっと我慢して見守る事。

とのアドバイス。

 

アルミホイルの上にのれそれ一匹載せてオーブントースターに。

一匹だけでもう空間めいっぱい使ってるほどにでかい。

 

焼かれるのれそれ

うわわわわわ!本当に驚くほどに、お好み焼きの上の鰹節のように踊り出すのれそれ。

 

一旦ふにゃふにゃした瞬間を通り越すと、また元に戻る。

中には戻る時に尻尾と頭がくっついてしまったものも出てしまったが、それものれそれらしくて良い感じ。

う、美しい…

予想以上に美しくできた。

 

葉っぱや羽じゃありません「のれそれ」です。

 

完成です。

とりあえず、まずストラップにしてみました。

 

 

ダイソーで買ったと思われるピアス。実際に使用した事はない…

 

キャッチ部分だけを使用

そしてもちろん、手持ちの(多分ダイソーで買ったと思われる、使った事はない)ピアスを分解して、ピアスにもしてみました。

ほら、涼やかなピアス。

でも「のれそれ」

ところが、実は…

首の角度によっては、のれそれの尻尾が肩に刺さる!
実用的ではありません。
でもオシャレは我慢をする事だとピーコさんも言っていたような気がします。

 

沢山作ったので、やっぱり最後にはこうしてみたい。

めしあがれ。

 

ちなみに、タイトルのレプトケファルスとは
のれそれの正式名称?で
穴子とかうなぎの幼生の時の総称だそう。
でも居酒屋で「レプトケファルスの三杯酢和え」ってのは嫌だな。

穴子じゃないレプトケファルスの中には1メートル超すものもあるそう。。。
ピアスにはできないね。


その後デイリーポータルZのデイリー道場に入選したので
お祝いでのれそれと故郷?に凱旋してきました。
そのブログ記事は >>こちら

この記事に関連している本はこちら

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