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プラバン作家さんに10の質問! (1) ナナアクヤさん (NanaAkua)

立体プラバン協会に作家会員として登録してくださっているプラバン作家のみなさんに、プラバン.netから10の質問! プラバンを使った作品を手がけ始めたきっかけやエピソード、製作に欠かせないお気に入りの道具、作品に込める思いなどを伺ってみます。

まずは、立体プラバン協会の発起人で、この プラバン.net サイトマスターである「ナナアクヤ」さんからスタートです!

プロフィール

ナナアクヤ さん (NanaAkua)
日本でいちばん多く「立体プラバン」の著書を出しているトップランナー。プラバンを中心に、多種多様なクラフトワークショップを企画運営、さまざまな“楽しい”をつくっています。長野県松本市出身、東京都在住。

10の質問

初めてのプラバン体験は、母に教わりました

(1) 子どもの頃にもやっていましたか? その時はどんなプラバンをやっていましたか?
ナナアクヤ
幼稚園か小学生の頃がいちばん最初のプラバンの体験だったと思います。
漫画などを油性マーカーでなぞったり、自分で絵を描いて、キーホルダーを作ったり紐を通してネックレスにしたりして遊びました。
母が学童保育の先生をやっていたりしたので、母が教えてくれました。
(2) プラバン作品の制作をいつ頃からやっていますか?
ナナアクヤ
立体花プラバンは2013年初夏頃から作り始めています。
1冊目のプラバン本「プラバンでつくる本格アクセサリー」もその年の12月に出版しました。
ナナアクヤさんの1冊目の著書『プラバンでつくる本格アクセサリー』(日東書院本社刊)
(3) 大人になって作り始めることになったきっかけやストーリーなどありますか?
ナナアクヤ
大人になってから久しぶりに作ったのは2011年6月でした。その時の様子は「のれそれ(レプトケファルス)を作る」というタイトルでブログを書きました。
その後2013年に「ホタルイカ」を作ったときに立体花プラバンも作れると気付いて、ジャンジャン作り始めたことが、その年の暮れに日本初の「立体プラバン」の本を出版するきっかけとなりました。
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これは、ナナアクヤのブログに掲載された記事のアーカイブです。 元記事: https://nanaakua.jimdofree.com/2011/06/15/のれそれ-レプトケファルス-を作る/ あれは3月上旬のことだった。 […]

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素材を生かした、プラバンでつくるからこそ最大限の魅力が出る作品を

(4) どんな思いを込めて作品作りをしていますか?(販売している方はブランドのテーマ等でもOK)
ナナアクヤ

プラバンという素材の持つ軽やかさや透明感などを生かした作品作りをしています。

プラバンでつくる必然性も大切だと思っています。
プラバン以外で作った方が簡単で可愛いものができるのだったら、無理にプラバンを使うことはないと思っています。
プラバンでつくるから最大限の魅力が出るような作品づくりを目指しています。

また基本的には「ワークショップでみんなと一緒につくる」ということを念頭に置いて新しい作品をつくることのほうが多いです。

(5) お気に入りの道具や画材等ありますか?
ナナアクヤ
ゼブラのハイマッキー12色、マッキーペイントマーカーの金、サクラクレパスのデコレーゼ、アルスコーポレーションのハサミ、ブラザーのスキャンカット
これらがないと本当に困ります。
当サイトのイメージ画像でもおなじみ、ナナアクヤさんの作品制作に欠かせない道具や画材の数々。
(6) ワークショップをされている方は、どんな思いを込めてやっていらっしゃいますか? どんなお客さまがいらっしゃいますか?
ナナアクヤ
未就園児から人生の大先輩の70歳代以上まで、まさに老若男女問わずさまざまな方が来てくださいます。
「プラバンって立体にもできるんだ」「簡単で楽しい」「自分だけの宝物ができた」そんな喜びや驚きも持ち帰っていただけるような体験が出来る場となるようにやっています。
長野県小布施町でのワークショップで、参加者の皆さんと。地元の子どもとお母さんや、遠路はるばる出かけてくださる方々も!

手頃な価格でも、ちょっとした手間・工夫で、大人のアクセサリーに

(7) プラバンの良さ・面白さは何ですか?
ナナアクヤ
やはり何と言っても「加熱すると縮む」ところが一番面白いです。
また材料費がお手頃価格にも関わらず、ちょっとした手間や工夫で大人でも身につけられるアクセサリーも作れるところ。
著書「『ジュエリープラバン』の教科書」の表紙を飾った、「エナメルジュエリー」のゴージャスさをプラバンで追求した作品。
(8) 逆にプラバンの難しいところなどありますか?
ナナアクヤ
面白さでもある「加熱すると縮む」という特性のために、型紙を作るまでは結構試行錯誤します。
小さな違いでも、自分の中でちょうど良いサイズになるまで何度も型紙を作り直して試作しています。
(9) これからプラバンをどんな風にやっていきたいですか?
ナナアクヤ
もっと世界中にこのプラバンクラフトの楽しさを広めていきたいです。
またプラバンが立体になるということを知らない人もまだまだ多くいるので、その人たちに立体にするともっと楽しいということも伝えていきたいです。

こんな楽しい「プラバン」遊びを知らないのは、もったいない!

(10) まだプラバンをやったことのない人へ一言お願いします。
ナナアクヤ
100均などでも手軽に手に入る「プラバン」
オーブントースターの中で縮んでいくのを見るだけでも本当に楽しいのです。
こんな楽しい遊びを知らないのはもったいない!
お惣菜などを買うときに入れるプラスチックのケースに「PS」のマークがあったらそれだってプラバンのように使えるんです。
まずは一回オーブントースターで縮めてみましょう!
(思いが募り過ぎて一言ではなくなってしまいました)

 


「プラバンクラフトはとっても楽しい!」ということを常に語るナナアクヤさん。その楽しさを世界中に広めたいという熱い思いを、改めて伝えていただきました。

プラバン作家さんに10の質問 シリーズ、これからも順次公開していきます。どうぞお楽しみに。

プラバン.net を運営する 立体プラバン協会 では、会員を大募集中! プラバンクラフトファンのみなさんに交流していただいて、プラバンクラフトをもっと盛り上げていくための、ファンのためのグループです。
目的は「立体プラバンが楽しいということを世界に広める」! プラバンクラフト作品をまだ作ったことのないあなたも、作ったことがあるあなたも、作家活動をしているあなたも、ぜひご参加ください! お待ちしています。

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