端の方がギザギザになってしまったり、ヒビが入ってしまう人はいませんか?
それ、ハサミの切れ味だけのせいじゃないかもしれません。
どんなに切れ味の良いハサミを使っていても、実は正しい使い方をしていないときれいには切れないのです。
ハサミなんて子どもの頃から使っているから、正しく使っていると思っているかもしれませんが
プラバンという素材を切るときには「こうやって切った方がきれいに切れる」という
ちょっとしたコツがあるのです。
それをいくつかご紹介していきましょう。
ハサミは傾けない、ハサミの位置を動かさない
カーブを切っていると、そのカーブに沿ってハサミを進め刃が自然と傾いていってしまうことがあります。
これが紙だったりすれば大きな問題もないのですが、プラバンのような硬い素材の場合
この切り方をすると、プラバンをハサミの刃に巻き込むようになってしまうために、切った部分がギザギザになってしまうのです。
ハサミの位置を動かすのではなく、プラバンを動かす
カーブを切っていくときに、ハサミは体に対して真っ直ぐにキープし、プラバンのほうを回しながら切っていきましょう。
こうすることで、プラバンを巻き込むことなくきれいに切ることができます。
刃先で切り終わらない
こんな風にプラバンにヒビが入ってしまったことありませんか?
これはハサミの先端、刃先で切るとこうなってしまうのです。
ですので、ハサミの刃先でパチンと切り終わらないように気を付けるだけで、このヒビ割れは防ぐことができます。
V字になっているところの切り方
花びらと花びらの間などの深くV字になっている部分。
ここを無理やりハサミで切ろうとすると、プラバンが破れてしまったりして台無しです。
これにもちょっとしたコツがあります。
写真のように、まずひとつの辺を切ったらプラバンを裏返し
もう片方の辺も切るようにします。
無理やりV字にハサミを進めていくのではなく、丁寧に裏返しながら切ることで
きれいな仕上がりとなるのです。
ぜひこれらの切り方のポイントを試してみてくださいね。
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