ナナアクヤの使っているハサミ
プラバンクラフトになくてはならない道具のひとつが「ハサミ」。
ナナアクヤが普段使っているのは「クラフトチョキ(アルスコーポレーション)」。
ワークショップでも皆さんその切れ味に驚いて、その後ネットで購入される方も多いです。
でも初めてプラバンをやってみたい人が、そのためにわざわざ新しくハサミを買わないかもしれません。
そこで今回はおうちにあるいくつかのハサミの中から選ぶとしたら「どんなハサミがプラバンに向いているのか」を解説してみます。
また使い方が間違っていると、どんなに良いハサミを使っていてもきれいには切れません。
「プラバンを切るときの正しいハサミの使い方」こちらは次の記事にて解説いたします。
「どんなハサミがプラバンに向いているのか」
「ストレート刃」タイプのハサミ
切れ味がより良いものを選ぶのは最重要課題として…(紙やプラバンの端の方などを切ってみて試してみましょう)。
プラバンに限らずですが、クラフト系に向いているのは刃先が細くて刃が真っ直ぐの「ストレート刃」タイプが、細かい部分まで切れます。
ナナアクヤの使用している「クラフトチョキ」もこのタイプです。
刃先がシャープなものも多いので、小さいお子さんと一緒に作る場合には十分気をつけてください。
「ストレート刃」タイプのハサミ
「ベルヌーイカーブ刃」「ハイブリッドアーチ刃」
そんなに細かい切り方はしない場合には「ベルヌーイカーブ刃」や「ハイブリッドアーチ刃」のハサミでも良いでしょう。
刃先の形状の特性から、細かい部分までは刃が邪魔して切りにくいですが、大きめのモチーフや単純な幾何学模様などでしたら全く問題ありません。
段ボールや牛乳パックを切るのにも、普通のハサミよりも力を込めずに切ることができるので、このタイプのハサミをお持ちのご家庭は多いかもしれません。
「ベルヌーイカーブ刃」タイプのハサミ
「ハイブリットアーチ刃」タイプのハサミ
やはりできれば100均などで買うハサミよりは、数百円程度でも購入できる「切れる」ということを売りにしている製品を使うことをオススメします。
今回オススメした製品全てに共通するのですが「グリップ部分が樹脂製」というのもポイントのひとつです。
金属製のグリップですと、長い時間作業をしていると手が痛くなりがちです。
また、指を入れる部分が狭すぎるものもオススメできません。
しっかりと指が入るものの方が作業がしやすいです。
ただ、どんなに良いハサミを使っていても、正しい使い方をしないときれいに切ることはできません。
こちらは次の記事「プラバンを切るときの正しいハサミの使い方」にて解説いたします。